ツール駄菓子屋

字幕職人

しゃべった先から、字幕にしていく職人です。

配信画面の下部に、白い縁取り付きの日本語字幕が2行表示されている様子
OBSの映像の上に、こんなふうに重なります
¥0ぜんぶ無料・広告なし ⬇ ダウンロード(344KB)
Windows専用 要インストール GPUなしでも可 OBS連携

ZIP自体は344KBですが、初回の準備で 合計3〜4GB をダウンロードします。
ブラウザだけでは動きません。下の「おことわり」を必ず読んでください。

こんな道具です

マイクに向かってしゃべると、その場で文字にしてOBSの画面に字幕として流します。聞き取りはぜんぶあなたのPCの中で行うので、音声はインターネットに一切出ていきません。

マイクの調整は、押すだけ

「どのくらいの音量から拾うか」は部屋やマイクによって違います。ここが合っていないと、字幕が出なかったり、黙っているのに変な字幕が出たりします。むずかしい設定はいりません。[自動調整]を押して、案内どおりにするだけです。

マイクの自動調整の画面。「ふつうの声で話してください」と表示され、音量メーターが伸びている
3秒だまって、4秒しゃべる。それだけで決まります

まず3秒だまってエアコンやファンの音を測り、次に4秒しゃべって声の大きさを測ります。その中間に自動で合わせます。

見た目は好きに変えられます

字幕のデザインを設定する画面。フォント・大きさ・色・縁取り・背景・出かたを選べる
いじった瞬間にOBS側へ反映されるので、配信画面を見ながら調整できます

「シンプル」「かわいい」「ふきだし」「ネオン」「レトロTV」「ミニマル」の見本を用意しています。出かたも、ふわっと・ぽん・ぽよん・ゆらゆら・タイプライターから選べます。

ピンク色の字幕の下に、小さく英語の訳が表示されている様子
英語字幕を出すとこんな感じ(かわいいピンク)

動くPCの条件

OSWindows 10 / 11(Mac・スマホは非対応です)
Python3.10以降が必要です(無料)。プログラムを動かすための土台で、多くのPCには入っていません。
入っているか分からない人は、そのまま setup.bat を実行してください。入っていなければ「Python not found」と出るので、そこから python.org で入れれば大丈夫です。
インストール画面の下にある 「Add python.exe to PATH」のチェックだけ忘れずに
グラフィックボードNVIDIA製があると速くなります。
AMD(Radeon)や Intel の GPU は使われません。「遅い」のではなく、中で使っている部品が NVIDIA にしか対応していないためです。その場合は CPU で動きます。
→ 下の「GPUが無いとき・Radeonのとき」を見てください
空き容量3〜4GBほど
OBSブラウザソースが使えるバージョン

GPUが無いとき・Radeonのとき

Radeon でも Intel の内蔵GPUでも、ちゃんと動きます。ただしその場合、GPUは使われずCPUで計算します。中で使っている部品が NVIDIA 専用のつくりになっているためで、性能の問題ではありません。

「CPUだと使いものにならないのでは」と思われがちですが、実際に測ってみるとそうでもありませんでした。

精度の設定GPUあり GPUなし(CPU)CPUで1時間の配信
base(軽い)112倍速26倍速2分
small78倍速10倍速6分
medium(推奨)41倍速3.6倍速17分

このツールはしゃべりながら字幕を出すので、1倍速を超えていれば間に合います。CPUでも small なら余裕、medium でも上のPCなら間に合いました。GPUが無い人は basesmall から試してください。

測ったPCのCPUは32スレッドあります。コアが少ないPCではこれより遅くなります(8スレッドなら3〜4倍かかる見当)。目安として読んでください。

使い方

  1. ZIPを右クリック →「プロパティ」→ 下の「許可する」にチェック
    してから展開してください。これをやらないとWindowsに止められます。
  2. setup.bat をダブルクリック
    必要なものを自動でそろえます。回線にもよりますが数分〜十数分かかります。
  3. start.bat をダブルクリック
    マイクを選んで[開始]を押します。初回だけ、聞き取り用のデータ(約1.5GB)をここでダウンロードします。
  4. OBSで「ソース → + → ブラウザ」を追加
    画面に出ているURL(http://127.0.0.1:8765/)を貼り、幅1920・高さ1080に。
    「表示されていないときにソースをシャットダウン」はオフにしてください。
字幕職人の本体画面。マイク選択、音量メーター、開始ボタンなどが並ぶ
本体はこんな画面です

2回目からは start.bat を開いて[開始]を押すだけです。設定は覚えています。

⚠ 大事なおことわり

中身のはなし

聞き取りには faster-whisper という、無料で公開されている音声認識を使っています。これをあなたのPCの中だけで動かしているので、しゃべった音も文字も外には出ません。字幕をOBSに渡すときの通信も、PCの内側(127.0.0.1)で完結しています。

プログラムはMITライセンスです。ZIPの中身は全部そのまま読めるテキストなので、改造も再配布もご自由にどうぞ。

「こんな機能が欲しい」「ここが動かない」は X(@tool_dagashiya) までどうぞ。直せそうなら直します。