ツール駄菓子屋

声とBGMの分け屋

混ざった音を、声とBGMに分けて返します。

録音声 + BGM
声だけ声.wav
BGMだけBGM.wav

切り抜きのBGMを消したいときや、歌ってみたのオケを作りたいときに。ファイルを放り込んで押すだけで、2つに分けて返します。

¥0ぜんぶ無料・広告なし ⬇ ダウンロード(35KB)
Windows専用 要インストール GPUなしでも可

ZIP自体は35KBですが、初回の準備で 合計5GBほど をダウンロードします。
この道具は他より重いです。下の「おことわり」を必ず読んでください。

どのくらい分かれるのか

声と音楽を別々に作ってから混ぜた音で、分けた結果が元にどれだけ近いかを測りました。

分けた「声」と、元の声+0.982(ほぼ一致)
分けた「声」に残った音楽+0.006(ほぼ消えている)
分けた「BGM」と、元の音楽+0.989(ほぼ一致)
分けた「BGM」に残った声+0.036(ほぼ消えている)

1.0 が完全一致、0 が無関係。ただし実際の配信音声はもっと複雑なので、この数字ほどきれいに分かれるとは限りません。

かかる時間

店主の環境(RTX 4070)で実時間の約11倍速でした。この店の他の道具より重いので、目安を持っておいてください。

素材の長さかかる時間の目安
1分の切り抜き6秒ほど
10分1分ほど
1時間6分ほど

「ていねい」を選ぶと、さらに4倍ほどかかります。

画面

声とBGMの分け屋の画面。ファイル一覧に2本の音声が並び、それぞれ声とBGMができたと緑色で表示されている
放り込んで、押すだけです

声とBGMの2つに分けるほか、4つ(声・ドラム・ベース・その他)にも分けられます。出力は WAV か MP3。

動くPCの条件

OSWindows 10 / 11(Mac・スマホは非対応です)
Python3.10以降が必要です(無料)。プログラムを動かすための土台で、多くのPCには入っていません。
入っているか分からない人は、そのまま setup.bat を実行してください。入っていなければ「Python not found」と出るので、そこから python.org で入れれば大丈夫です。
インストール画面の下にある 「Add python.exe to PATH」のチェックだけ忘れずに
グラフィックボードNVIDIA製があると速くなります。
AMD(Radeon)や Intel の GPU は使われません。「遅い」のではなく、中で使っている部品が NVIDIA にしか対応していないためです。その場合は CPU で動きます。
→ 下の「GPUが無いとき・Radeonのとき」を見てください
空き容量5GBほど(この店で一番大きい道具です)

他の道具より重いのは、音源分離が PyTorch という別の仕組みを使うためです。字幕系の道具とは共用できません。

GPUが無いとき・Radeonのとき

Radeon でも Intel の内蔵GPUでも、ちゃんと動きます。ただしその場合、GPUは使われずCPUで計算します。中で使っている部品が NVIDIA 専用のつくりになっているためで、性能の問題ではありません。

「CPUだと使いものにならないのでは」と思われがちですが、実際に測ってみるとそうでもありませんでした。

速さ1時間の素材にかかる時間
GPUあり(RTX 4070)10.8倍速6分
GPUなし(CPU)5.9倍速10分

差は2倍もありません。この道具にかぎっては、GPUの有無はあまり効きませんでした。準備に5GB必要なのは変わりませんが、Radeonの人もふつうに使えます。

測ったPCのCPUは32スレッドあります。コアが少ないPCではこれより遅くなります(8スレッドなら3〜4倍かかる見当)。目安として読んでください。

使い方

  1. ZIPを右クリック →「プロパティ」→ 下の「許可する」にチェック
    してから展開してください。これをやらないとWindowsに止められます。
  2. setup.bat をダブルクリック
    2.5GBほどダウンロードするので、10分ほどかかります。
  3. start.bat をダブルクリック
    [ファイルを追加...]で選んで、[分ける]を押します。
  4. できあがり
    元のファイルの隣に 〜_分けたもの フォルダができて、その中に入ります。

⚠ 大事なおことわり

やめるとき

インストーラを使っていないので、アンインストールという操作はありません。消したいときは次の2つを削除するだけです。

中身のはなし

分離には Demucs(Meta が公開している音源分離)を使っています。あなたのPCのGPUで動かしているので、音は外に出ません。

このプログラムはMITライセンスです。Demucs 本体もMITですが、学習済みモデルの扱いは別に定められている場合があります。商用で使う前に Demucs のリポジトリで条件を確認してください。

「こんな機能が欲しい」「ここが動かない」は X(@tool_dagashiya) までどうぞ。